Iyo Line

IYO ARCHIVE 2025

 2025-11-05 18:50 JST

Iyo archive: 情報バリアフリーを目指す

画面タッチじゃなく機械的にボタンを押す携帯電話の時代に登場したショートメッセージはやがて国ごとの電話会社からグローバルテック開発の商品に置き換えられ、その国特有のショートメッセージ(SM)は廃れてしまいました。SM 誕生から廃品となるまで20年くらいでしょうか。この社会では消えてしまったモノのことはメディアがほとんど取り上げません。世界が変ってしまったと感じています。

多様性: 数字・デジタルがつくる社会の中で

このところ多様性という言葉がいかにも広い心で世界の多人種とお付き合いするマナーのよう利用されているように聞こえることがあります。組織のなかで管理職に女性の占める比率を高めるような使い方もあるようですが、もとは英語のダイバーシティ(diversity)でしょう。

読書とフォント: 情報バリアフリーのために

文字の読み書きに不得手な人々にも読み易いようにデザインされたフォント「UD Digi 教科書 NK」を指定しています。UD は、ユニバーサル・デザインの略です。

IYOの 千舟町ちふねまち通り
Shiki team ものがたり

松山市に住む高齢者が6人ほど集まり、1995年に開催された「第1回 愛媛ネットワークセミナー」を始めた当時の関係者等の話を、後世の人々へしっかり記録として残したい。ついては、それ等を自分等の周辺の関係者から集め纏めたいという相談会があったのは、2025年の4月21日月曜日の正午。その場所は、日本銀行松山支店から南へ歩いて5分ほどの千舟町高岡線ちふねまちたかおかせんの通り交差点近くにあるビル2階のガラス張り静かな喫茶店の一角だった。

その場で、この集まりのきっかけが平成7年(1995)に開催されたセミナーだったと幹事から次の資料を手渡された。そこには出席予定者とセミナー終了後の懇親会への参加の有無が印刷されていた。懐しい名前が順に並んでいて、その順番にも意味が読み取れるような気がし、紙の印刷をデジタル・シート化し、その HTML ファイルをリンクしておきました。(下のリンクはちょっと重いため、w3spaces.comにも簡略にしたのを転載しました。)

「第1回愛媛ネットワークセミナー」平成7年3月4日(土)13:30〜16:45
愛媛大学工学部4号館 (情報工学棟1階18番教室)
出席者名簿

Shiki team の7人のヒントは、下のキーボードの中にあります。マウスポインタを近付けてください。

   S
Y
← ← I O
F ↓ H
    B → M
K ↑

I:入力から O:出力は、お隣りなのにぐるっと回って IYO。

オレンジ色の文字は何でしょうか?Shiki team メンバーの名前につながってます。探してみてください。

Shiki team の最初の出会いは、あるカナダ人が隣りの大学のフロリダ出身の米国人を通してメールを私に送ってきたことからはじまったといえます。そのカナダ人と Iyo との縁は、彼の奥さんが城辺町出身だったことがはじまりです。

それからは運命の糸に引っ張られたようにメンバーが集まってきた。英語 Haiku で Iyo をHaiku Kingdom にするため辺境の地にも出向いた。コンスタンチノープルの時代が残っているようなイスタンブールの裏町にひきずりこまれた男やトルコのシリアとの国境近くの空港で自動小銃を向けられたりとかは、まだ序の口だった。



写真リンク先:首相官邸歴代内閣

ちょっと遅れたけど、ごめん m(_._)m IYO 頑張るよ!

パーソナルコンピュータ雑誌を中心に見る1970年代後期〜の世界

1970年代になった頃のこと。私にとってパーソナルコンピュータ(PC)は触ったことも見たこともない代物だった。はじめてパソコンに触れたのはシャープ製の簡易キットの形で販売されていたMZ-80Kを1979年に購入したときだった。それまでも当時の仲間には日本電気製のボード型のマイコンを購入したものなど数人いたが、自分はほとんど関心が無かったというのが正直なところだった。ただ米国でマイクロプロセッサが製造されはじめていたことは知識としては持っていた。

何故、私は中学、高校、大学と電子計算機に関心を抱かなかったったんだろうか?

その問にできるだけ答えてみる。

雑誌アスキーをはじめて購入したあたりの事をきっかけにしながら話してみます。

名指しの役割りが必要な我々の社会:
Naming and Necessity

参考図書

  • ENCYCLOPEDIA ASCII Volume 2, アスキー出版, 1979/4, 第1版2刷.
  • Saul A. Kripke, Naming and Necessity, Basil Blackwell and Harvard University Press, 1980.
  • ソール A. クリプキ, 八木沢 敬, 野家啓一 訳, 名指しと必然性 様相の形而上学と心身問題, 産業図書、 2015.
  • 紀華彦, 計算機科学の発想, 日本評論社, 1981.
  • 現代用語・20世紀事典・[言葉から読む20世紀の解体新書], 現代用語の基礎知識1998年版別冊付録, 自由国民社.

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